まずは、世界の中でこれほどまでに外国映画が字幕で上映されているのは日本だけであるということ。
ほとんどの国は吹き替えが主流で、俳優の声を大事にして字幕を選ぶような趣味は珍しいとのこと。
そのため、インデペンデントで映画で、アート性を前面に出す映画でさえ、吹き替えでないと配給側は難色を示すらしい。
よくあるようにヨーロッパの人が出てくる話なのに、なぜか皆最初から英語をしゃべっているようなことは、これが理由なわけである。
そういえば、ソフィア・コッポラ監督の「ロスト・イン・トランスレーション」という日本を舞台にした、スカーレット・ヨハンソンとビル・マーレイの映画があった。あれは日本に来たアメリカ人が徹底的に日本語がわからずに途方にくれるエピソードだらけのストーリーだったわけだが、なるほど、あれはきっと字幕も日本語も吹き替えされていないところに、あの映画の妙味があったわけですね。
普通だったら、日本人は流ちょうな英語をしゃべったりするわけです。例えばラスト・サムライみたいに。
- 清義明のブログ Football is the weapon of the future REDUX 「字幕の中に人生」 戸田奈津子 (via slowleaner)
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